「これから業務改善を進めていこうと思います」
「分かりました」「いいですね」「やりましょう」
経営会議では、メンバーがうなずき、同意の声もあがる。
でも、数日たって現場に行ってみると――
誰も動いていない。
誰も話題にしていない。
そもそも「そんな話、ありましたっけ?」という反応。
これは、DXや業務改善を進めたい経営者が
最もよくぶつかる“見えない壁”のひとつです。
なぜ、みんな“うなずいた”のに、実行されないのでしょうか?
その理由のひとつは、
会議で生まれているのは「本当の納得」ではなく、「表面的な合意」だからです。
・立場的に反対できない空気
・「この場を早く終わらせたい」心理
・「やった方がいいのは分かるけど、自分がやるとは思ってない」本音
・「どうせ今回も途中で終わるだろう」という諦め
うなずいてはいるけれど、自分事になっていない。
だから、行動に結びつかないのです。
では、現場を動かすためにはどうすればいいのでしょうか?
答えは、「共通の目的」「具体的な役割」「対話の仕組み」を整えることです。
❶ 目的を共有言語にする
抽象的なビジョンだけでは現場は動けません。
「なぜやるのか」「何を変えたいのか」を、現場の言葉で伝えること。
❷ 誰が何をどうするかを明確にする
「やりましょう」だけでは責任が拡散して終わります。
“いつまでに、誰が、どの範囲で”を明確にしておく。
❸ 振り返りと対話の場を設ける
一度きりの発信では、人は動き続けられません。
定期的に進捗を共有し、小さな成功を承認することが、継続の力になります。
つまり、共感 → 納得 → 行動 → 継続という流れを設計することが、
本当の意味での「現場が動く」状態をつくるのです。
私はこれまで、多くの製造業の現場で
この「動かない課題」に立ち会ってきました。
そして気づいたのは、
現場の人たちは“やりたくない”わけじゃないということです。
・やり方が分からない
・本音を言える場がない
・何を優先すればいいか迷っている
・動いても、誰も見てくれない
だから私は、“提案だけで終わらない”コンサルをしています。
構造を設計し、役割を定義し、現場で一緒に動く。
そして、定着するまで並走する。
それが、Evoloraの伴走型支援スタイルです。
「うなずくのに、現場が変わらない」
その違和感、きっとあなただけではありません。
私が、御社の会議と現場のギャップを見える化し、
小さな一歩を具体化するお手伝いをいたします。
▶ LINEまたはフォームより「初回相談希望」とご連絡ください。
“うなずき”を“動き”に変える構造を、
Evoloraが一緒に設計します。
現場が変われば、会社は確実に変わります。