なぜ現場が動かない?会議の「うなずき」の正体

cairn stones and body of water in distance

会議では賛同されるのに、現場は変わらない

「これから業務改善を進めていこうと思います」
「分かりました」「いいですね」「やりましょう」
経営会議では、メンバーがうなずき、同意の声もあがる。

でも、数日たって現場に行ってみると――
誰も動いていない。
誰も話題にしていない。
そもそも「そんな話、ありましたっけ?」という反応。

これは、DXや業務改善を進めたい経営者が
最もよくぶつかる“見えない壁”のひとつです。


「表面的な合意」では人も現場も動かない

なぜ、みんな“うなずいた”のに、実行されないのでしょうか?

その理由のひとつは、
会議で生まれているのは「本当の納得」ではなく、「表面的な合意」だからです。

・立場的に反対できない空気
・「この場を早く終わらせたい」心理
・「やった方がいいのは分かるけど、自分がやるとは思ってない」本音
・「どうせ今回も途中で終わるだろう」という諦め

うなずいてはいるけれど、自分事になっていない
だから、行動に結びつかないのです。


“現場が動く”には「構造」と「役割」が必要

では、現場を動かすためにはどうすればいいのでしょうか?

答えは、「共通の目的」「具体的な役割」「対話の仕組み」を整えることです。

目的を共有言語にする
 抽象的なビジョンだけでは現場は動けません。
 「なぜやるのか」「何を変えたいのか」を、現場の言葉で伝えること。

誰が何をどうするかを明確にする
 「やりましょう」だけでは責任が拡散して終わります。
 “いつまでに、誰が、どの範囲で”を明確にしておく。

振り返りと対話の場を設ける
 一度きりの発信では、人は動き続けられません。
 定期的に進捗を共有し、小さな成功を承認することが、継続の力になります。

つまり、共感 → 納得 → 行動 → 継続という流れを設計することが、
本当の意味での「現場が動く」状態をつくるのです。


「分かっているけど動けない」現場にこそ、伴走が効く

私はこれまで、多くの製造業の現場で
この「動かない課題」に立ち会ってきました。

そして気づいたのは、
現場の人たちは“やりたくない”わけじゃないということです。

・やり方が分からない
・本音を言える場がない
・何を優先すればいいか迷っている
・動いても、誰も見てくれない

だから私は、“提案だけで終わらない”コンサルをしています。
構造を設計し、役割を定義し、現場で一緒に動く。
そして、定着するまで並走する。

それが、Evoloraの伴走型支援スタイルです。


📩 まずは、「動かない理由」を一緒に洗い出してみませんか?

「うなずくのに、現場が変わらない」
その違和感、きっとあなただけではありません。

私が、御社の会議と現場のギャップを見える化し、
小さな一歩を具体化するお手伝いをいたします。

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“うなずき”を“動き”に変える構造を、
 Evoloraが一緒に設計します。

現場が変われば、会社は確実に変わります。

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