――システム導入の前に見直したい「順番」の話
「うちもそろそろDXに本腰を入れよう」
「AIやツールを導入して、業務の効率化を図りたい」
そう考える経営者の方は年々増えています。
中には、助成金を活用してアプリ開発やシステム導入に取り組もうとされている会社も。
DXの推進は、時代の流れに合った素晴らしい取り組みです。
ですが…それだけで成果が出ていない会社がとても多いのも事実です。
「導入したけど、誰も使っていない」
「業務が逆に煩雑になった」
「そもそも何から始めていいかわからなかった」
これらの声には、共通する“ある理由”があります。
その理由とは――
“土台が整っていないままDXを始めてしまった”から。
・業務フローが明文化されていない
・属人化したやり方で、誰も全体を把握していない
・ベテランの勘と経験で成り立っている
・マニュアルがなく、品質やスピードにバラつきがある
この状態でツールを入れても、かえって混乱を招くだけです。
DXとは、“業務を可視化し、標準化し、改善していく”ための手段です。
でも、その土台となる「現状の整理」がなければ、どこをどう改善するのかも見えません。
私が製造業を中心に現場支援をしてきた経験から言えることは、
「DXよりも先に“整える”仕事が必要」ということ。
たとえば──
- ベテラン社員が頭の中にしか持っていないノウハウを聞き取り、見える化する
- 誰でもできるように手順書やチェックリストを整備する
- 現場とマネジメントの間にある温度差やすれ違いを、対話で埋めていく
こうした作業は、一見すると地味に見えます。
でも、この基盤が整っていない限り、どんなツールも効果を発揮できません。
ツールは“運用されてこそ価値がある”。
その運用を支えるのが「整える」という仕事です。
整える → 可視化する → 標準化する → 改善を回す
この順番ができていれば、DXは強い味方になります。
ですが、「とりあえずアプリを入れよう」「助成金があるうちに」
と、順序を飛ばしてしまうと、労力もお金も無駄になりかねません。
私は、ツール導入の前段階から伴走支援しています。
単なるアドバイスだけではなく、一緒に作業しながら整えていくスタイルです。
現場に入り、ヒアリングし、整理し、ドキュメントに起こし、
マネジメント層の想いと現場の実情を“つなぎ直す”支援をしています。
・DXの進め方に不安がある
・助成金は気になるけど、本当に必要なことが分からない
・現場とマネジメントの温度差が埋まらない
そんなときは、一緒に“整える”ところから始めてみませんか?
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